2012年
ピーターソン研究所 シニア研究員が当研究所を訪問
2012年12月12日、米国のピーターソン国際経済研究所からシニア研究員ジェイコブ・キルケガード氏が当研究所を訪問し、ユーロ動向、米国経済について講演しました。ユーロ圏については、ECBがユーロの存続に向け強い政治力を発揮していること、また米国経済については、過去の過剰消費の反動や人口動態などから、中長期的に低めの成長率に留まるという見方を示し、集まった聴衆との間で活発な議論が行われました。
渡辺専務理事がINCEIFからイスラム金融士号(修士相当)を取得しました。
2012年10月20日、当研究所の渡辺喜宏専務理事が、マレーシアのイスラム金融国際教育大学院(INCEIF)の公認イスラム金融士(修士相当)の課程を終え、学位を授与されました。写真は授与式の模様で、マレーシア中銀総裁でもあるゼティINCEIF総長から位記が手渡されました。
ノルウェー中央銀行が当研究所を訪問
2012年10月10日、ノルウェー中央銀行の国際部長クリステンセン氏、副部長ジョナセン氏をはじめ4名が当研究所を訪問されました。当研究所の佐久間部長が円高、デフレ、高齢化など日本経済の課題について説明し、その後両国の抱える課題などについて意見交換しました。
ソシエテ・ジェネラル チーフエコノミストが当研究所を訪問
2012年10月10日、ソシエテ・ジェネラル チーフエコノミストのオリビエ・ガルニエ氏が当研究所を訪問され、当研究所の佐久間部長ほか研究員と、欧州の銀行監督や債務問題、邦銀の国債保有や円相場の見通しなどについて議論しました。
マレーシアGMM財団と当研究所が提携
2012年5月24日、クアラルンプールで、マレーシアのGMM財団と当研究所は、今後両組織の交流を円滑に行うための提携に関する覚書に署名しました。覚書は、アワン・アデック(Awang Adek bin Hussin)第二財務副大臣の臨席の下、GMM財団のカレク・アワン(Khalek Awang)CEOと当研究所の渡辺喜宏専務理事の間で取り交わされました。
GMM財団とは、マレーシアのナジブ・ラザク首相の主導で発足した穏健主義をグローバルに普及させることを目的とした国際運動GMM(Global Movement of Moderates)の実施組織です。
マレーシアGMM財団との懇談会
マレーシアのナジブ・ラザク首相の主導で発足した穏健主義をグローバルに普及することを目指す国際運動GMM(Global Movement of Moderates)の実施機関GMM財団CEOの Khalek Bin Awang氏とディレクターのPhar Kim Beng氏を講師としてお招きし、2012年4月26日、外部有識者とともに懇談会を開催しました。
GMM財団のポリシーは次の通りです。
一握りの過激主義者によって国際社会の安定は大きく脅かされている。これに対して大多数を占める穏健派(moderates)の声はかき消されがち。しかし、グローバル社会の真の対立軸は、過激主義者が煽る宗教・民族間・南北間の対立にあるのではなく穏健派と過激派の間にある。過激主義を排し、対立ではなく交渉を通した問題解決を重んじる穏健派の声を様々な分野で、そしてグローバルな規模で強化・拡大することが必要。
また、行き過ぎた利潤追求の風潮にも穏健主義を波及させたい、とのことでした。
GMMFとIIMAは今後とも交流を持つことで一致しました。
チリのビジネスリーダーが当研究所を訪問
2012年3月29日、在日チリ大使館Vicente Pinto氏、チリ生産商工連合代表Lorenzo Constans氏ほかチリのビジネスリーダーの方々、計15名が当研究所を訪問されました。当研究所の渡辺専務理事が東日本大震災の日本経済への影響や、日本の課題と成長戦略についての講演を行い、その後、日本の財政問題、将来の人口動向、市場の成長性などについて議論しました。
The Asia-Pacific Financial Inclusion Forum報告書
The Asia-Pacific Financial Inclusion Forum
日時: 2011年9月6日~8日
場所: 東京
主催: ADBI(アジア開発銀行)・ABAC(APECビジネス諮問委員会)
テーマ: Expanding Financial Access through Regional Public-Private Cooperation
当研究所は同フォーラムを協賛致しました。
報告書はこちら(英文のみ)
EBRD一行が当研究所を訪問
2012年3月6日に、欧州復興開発銀行(EBRD)の事務局長のクァトロチョッキェ氏、ステークホルダー関係総局長のアラン・ロッソ氏、協調融資ユニット上席課長の綾純子氏の3名が当研究所を訪問されました。中東欧地域・中央アジア地域・地中海地域・モンゴル・トルコなどのEBRD支援対象地域・国での事業を紹介頂くと同時に、最近新たにアラブ諸国を投融資対象とした事に伴う課題、中央アジアでの経験、活動対象地域への本邦企業の投資誘致などについて意見交換を行いました。
新潟大学の留学生一行が当研究所を訪問
2012年2月6日、新潟大学の留学生9名が当研究所を訪問されました。 欧州ソブリン問題やアジアでの為替相場の安定などの世界経済情勢について、約1時間半にわたり当研究所の研究員の講演、続いて意見交換を行いました。